家を決めるとき、学区を調べますよね。
町名で検索して、「この辺なら◯◯小学校」と分かった気になる。
流山では、そこで足をすくわれることがあります。
同じ「おおたかの森西1丁目」でも、
1番地から23番地はおおぐろの森小学校、
24番地から38番地はおおたかの森小学校です。
丁目が同じでも、番地で分かれます。
流山市の小学校は19校。
新しい学校が続けて開校していて、学区もそれに合わせて動いてきました。
調べ方と、間違えやすいところを整理します。
中学校の学区も同じ調べ方なので、あとでまとめて触れます。
まず、どこで調べる?
流山市の公式サイトに、通学区域の一覧があります。
種類が3つあるので、目的で使い分けます。
- 小学校通学区域 地番別 … 住所から学校を調べる。家を決めるときはこれ
- 中学校通学区域 地番別 … 中学校版
- 小中学校通学区域 学校別 … 学校からその区域を調べる
住所から調べるなら「地番別」です。
PDFではなくウェブページの表になっているので、
ブラウザの検索(Ctrl+FやCmd+F)で町名を探せます。
そして大事なのは、丁目で止めずに番地まで見ることです。
同じ町名でも分かれるところ
市が公開している地番別の一覧から、
分かれている例を挙げます。
| 住所 | 小学校 |
|---|---|
| おおたかの森西1丁目 1〜23番地 | おおぐろの森 |
| おおたかの森西1丁目 24〜38番地 | おおたかの森 |
| おおたかの森東1丁目 1〜9番地 | おおたかの森 |
| おおたかの森東1丁目 10〜12番地 | 小山 |
おおたかの森西2丁目も、
12番地と13番地の一部だけが市野谷小学校で、
ほかはおおたかの森小学校です。
市野谷という町名にいたっては、
流山北・おおたかの森・市野谷の3校に分かれています。
一方で、迷わなくていいところもあります。
おおたかの森南1〜3丁目は全域がおおたかの森小学校、
大畔は全域がおおぐろの森小学校、
江戸川台は全域が江戸川台小学校です。
分かれるのは、新しい学校ができた周辺だと考えると当たりがつきます。
流山市の小学校19校
| 学校 | 所在地 |
|---|---|
| 流山 | 流山4-359 |
| 八木南 | 芝崎92 |
| 八木北 | 美田208 |
| 新川 | 中野久木339 |
| 東 | 名都借856 |
| 江戸川台 | 江戸川台東3-11 |
| 東深井 | 東深井879-2 |
| 鰭ヶ崎 | 鰭ヶ崎7-1 |
| 向小金 | 向小金3-149-1 |
| 西初石 | 西初石4-347 |
| 小山 | おおたかの森東2-5-3 |
| 長崎 | 野々下2-10-1 |
| 流山北 | 加1-795-1 |
| 西深井 | 西深井67-1 |
| 南流山 | 南流山9-8-8 |
| おおたかの森 | おおたかの森西2-13-1 |
| おおぐろの森 | 大畔316-1 |
| 市野谷 | 市野谷283 |
| 南流山第二 | 南流山10-2-3 |
下の3校 —— おおぐろの森・市野谷・南流山第二 —— が、近年の新設校です。
つくばエクスプレスの開通と区画整理でマンションと戸建てが増え、
南流山小学校では教室が足りなくなる見通しになりました。
市の資料では、必要な学級数が58に対して普通教室は49。
そこで開校したのが南流山第二小学校です。
おおぐろの森小学校の開校時にも、
八木北・小山・西初石・おおたかの森の4校の通学区域が一部変わりました。
つまり、数年前の情報は当てになりません。
不動産サイトや個人のブログではなく、
市の公式ページで確認してください。
学区外の学校に通わせたいときは
「指定学校変更」という申し立ての制度があります。
許可基準に当てはまれば、学区外の市立学校に通えます。
基準には、地理的な理由のほか、
児童の帰宅時に留守家庭となり、
親族宅などに預けたり自営の店舗に帰宅する場合などが挙げられています。
共働き世帯には、知っておく価値のある項目だと思います。
申請の窓口は、流山市役所第1庁舎2階の学校教育課です。
申立書は窓口で配布され、理由に応じた添付書類が必要です。
ひとつ注意があります。
この手続きは出張所ではできません。
おおたかの森市民窓口センターも南流山出張所も対象外なので、
転入の手続きと同じ日に済ませるつもりなら、
市役所本庁舎まで行くことになります。
(転入手続きの流れは
流山市に引っ越したらやることにまとめました)
なお、市外から流山市立学校に通う場合は
「区域外就学」という別の手続きになります。
学校教育課の窓口は、2026年10月1日から平日9時〜16時30分になりました。
「許可区域」なら、学区外でも認められやすい
指定学校変更の基準のひとつに、市があらかじめ決めた「許可区域」があります。
その区域に住んでいれば、地理的な理由として学区外の学校への就学が認められています。
おおたかの森周辺だと、たとえばこんな区域です(市の許可区域一覧より)。
| 住所 | 指定の学校 | 申し立てで通える学校 |
|---|---|---|
| おおたかの森東1丁目 1〜9番地 | おおたかの森小 | おおぐろの森小 |
| おおたかの森南1丁目 2〜5番地 | おおたかの森小 | おおぐろの森小 |
| おおたかの森西2丁目 12番地 | 市野谷小 | おおたかの森小 |
| 南流山6〜8丁目 | 南流山第二小 | 南流山小(選択制) |
南流山6〜8丁目は、南流山第二小学校に通う途中で南流山小学校の前を通る子が多いことから、「選択制許可区域」になっています。
許可区域でも、手続きは指定学校変更の申し立てが必要です。
条件つきの区域もあるので、最新の一覧は市の指定学校変更・区域外就学のページで確認してください。
中学校はどうなる?
中学校の通学区域も、同じ「地番別」の一覧で調べられます。
小学校とは別のページになっているので、
市の公式サイトで「流山市立中学校通学区域 地番別」を開いてください。
ひとつ気をつけたいのは、
小学校で指定学校変更が認められていても、
中学校に上がるときに改めて申し立てが必要な場合があることです。
入学の年に「そのまま上がれると思っていた」とならないように、
小学校の高学年になったら一度確認しておくと安心です。
問い合わせ先
- 流山市 学校教育部 学校教育課
- 電話: 04-7150-6104
- 窓口: 流山市役所 第1庁舎2階
- 受付: 平日 9:00〜16:30(2026年10月1日から)
保育園や学童のことは
流山市の保育園・学童ガイドに、
子育ての制度は子育て情報まとめにまとめています。

番地ひとつで、通う学校が変わる。
6年間つづく毎朝の道のりが、そこで決まります。
流山は、まだ学校が増えている街です。
それだけ子どもが増えているということでもあって、
面倒くささと、この街の元気さは、たぶん同じことの裏表なのだと思います。
※この記事は2026年10月13日に、流山市の公式サイトで内容を確認しています。通学区域は変更されることがあるため、実際の住所での学区は必ず市の公式ページか学校教育課でご確認ください。
出典: